元祖恋愛万博 -2ページ目

残りたまえ その

時間は何をしていても同じように過ぎてしまう


つーことで、10月以降のライブを書き残せていない!

自分としては本当に最低なこと

2ヶ月放置とか有り得ない

しかも放置していい内容じゃなかっただけにさ




嗚咽の中拳を振り乱したBRAHMAN、霹靂


再会の喜びと溜め込んだ寂しさが爆発したHAWAIIAN6、one by one




私は基本的にライブは一人だから、

自分がちゃんと残さないとなかったことになっちゃう

(今回は同行者いたけど)




そうなんだ

私が忘れてしまったら それで終り

そういうことが多すぎる

記憶でしか守れない大事なものが多すぎる




だから私はデジタルな文字とネットワークに頼る

記憶は薄れたり勝手な補正かけたりするから、

できるだけその日の気持ちを、その日の言葉で




記憶でしかないけどそれがすべて

誰とも分かち合えないし墓にも持っていけないけど

私にはそれくらいしかないので、大事にします

Whoa, it’s a long journey

20代が終る
べつに未練も糞もないけど、思うことはたくさんある

「悲しいことがすべてだった」
本当にどうしようもなく悲しいこともそりゃあったとは思う
でも、自分の中で悲しみに酔うほうへ持ってく傾向はあった
これは20代というより10代後半~20代前半か

「使い捨て」
これも10代後半からだけど、ひとつの場所にいられなかった
それを悪いこととは思わなかったし、
そういうふうに生きていかなきゃ面倒に思ってた
だからずっと愛着のある場所だったり、ずっと一緒にいる人もいない
そのことで今寂しさを感じることもないけど、
その生き方に問題は感じる
問題というか、残念に思うことが多い
ダメなら次がある、という考えの極端なやり方がこの時期の私だったのかも
いつか戻りたくなったとしても、そのときはそのとき
会いたくなったらそのとき考えればいい
だから今はためらいなく背を向けよう、って


今30を迎えて趣味も価値観もそれなり変わって
バカだったなあ、と思うことはきっと正常なこと
そして、後悔をしてみたり羨んでみたり、それもきっと永遠に続く業
そんな中にもやっぱり今思っても不幸でしかなかったこともあるし、
今の自分ならどうにかできたこともある
それを今は成長とも回顧主義ともなんとも呼べねえけど

ただほんのりと願ってみる
これからきっと幸せが待ってる
私がつかみに行くのを待ってる
たぶんそこには見過ごした思い出も待ち構えてて、
また私をふと悲しませたりにやけさせたりもする
でももうどちらかを見捨てたりはしない
すべて拾って、それが良くないことだとしても私は連れて行く
引きずった思いも、まだ見ぬ憧れも、この今課せられた役割もすべて

ますますやることが増えるこれから
体さえついてくりゃどうにかなる

ロットン@仙台Hook

STAND UP!! MACANA -がんばっぺ宮城- DAY1
2011,9.27
@仙台Hook
w/ STANCE PUNKS,EGG BRAIN,etc



マカナ復興企画でロットンがやっと仙台に!

Impossible Iz Nothing
This World
かくれんぼ
Familiarize
響く都
I believe




という名目の、恐らくFamiliarizeリベンジ
前回のツアーは震災の直後の日程で、
マカナがだめになりそのまま中止になってしまった
だからかセットリストはほぼFamiliarizeから

(熊谷いっといて良かった)

仕事終って速攻行って、一バンドめにちゃんと間に合ったー
でも結構疲れた・・・



対バン1
女ボーカルがどう見ても鳥居みゆきですありがとうございます
かわいかったけど聞き飽きる感じ

対バン2
ざっくりと思った、めっちゃ最近のアニメに使われそうな感じ
ベースが類を見ない整った顔で、でもキチっぽくて、
スーツで出てきただけで爆笑してしまったのに途中の動作で更に!
BAWDIESに入ったほうがいいと思う、顔面下位から入れ替えして

対バン3(EGG BRAIN)
名前知ってたしファンも結構いた
めちゃさわやかで苦手な曲調だったけど、
ボーカルのネイティブっぽい英語発音がよかった



610行進曲で登場!
ロットンは私の好きなバンドの中では一番人数多いから、
登場だけで独特な感じがしてしまうんだよな

ちなみに私のポジションは余裕の最前、両ボーカルのど真ん中
なのに前後左右誰にもぶつかることなく楽しめちゃった
まじでシェルターのIdol Punch並に近かった

ロットンは音の密度も最高だし、
ライブパフォーマンスもいいし(←慣れた)、もちろん楽曲自体も最高
あれ以降パンクだらけだった私がこんなに心酔するとは!
常時聞いてるわー

いつものことながら、ドラマティックなギターと
迫力満点のツインボーカルに楽しさ振り切れるね
もう恥ずかしいとかまったくなく最前で踊り狂ってたw
歌詞とか間違いまくったのも演者に丸聞こえだったろうけどw
痛いファンで上等だわ

本当に持ち時間短くて物足りなかったけど、
仙台でFamiliarizeが聞けて本当によかった
震災直後どれだけこれに救われたか
本当にありがとうしか出てこない

ロットンに出会ったのは去年の5月
まだ全然知らないけど、
勝手に大事な存在に格上げさせてもらったからね
まだまだついてくからね
with his soul

不屈の人生

少し命の重さに息切れしかけたとき思い出す
もっと一緒に知るはずだった美しさや高揚を思い出す
それで少しだけ前を向ける

音に心を委ねるほど一人になっていった
不安もあるけど意外と楽しいよ
そんな生き方しかできないままだけど私は平気
むしろこんなに自由だなんて思わなかったし

見せたいもの聴かせたいものに出会うために、
もう少し生きてそのたび思い出す
後ろ向きってことはいらんほどわかってる
でも大丈夫

正直こんなに自分を永く嫌いでいるとは思わなかった
もはやそれが当たり前になりつつあるんだ
でも、もしいつか奇跡的に自分を好きになれたら
そのときはその目にどう見えるか聞きたかったな

ちゃんと イカした不屈の人生 にできるかな

自分の体と心で生きたい
そのためなら一人ぼっちでもいいんだ
もちろんできるなら誰かといたいけど、
今の私にはまだその方法がわからないから

思い出しながら、命を使い切るのだ

ARABAKI ROCK FESTIVAL2011-MTH

恋のメガラバ
シミ
鬱くしき人々のうた
恐喝
川北猿員
MTH



セットリストはフェス仕様か震災後仕様かいろいろ予想してたけど、混ぜてきたね
でも今見返すとすごく直情ナンバーたちだな

「私たちは初心に帰ります」と、何のことかわからなかったけど、
「何年前か忘れたけど、ホルモンが初めてアラバキに出してもらったのはこのハタハタステージです」

「みんなで、踊ろうかー!」
が、メガラバ入りのお決まりナヲセリフなんだけど、今日は「東北みんなで」
私の腹の底から歓喜が溢れたとさ

そう、今日のホルモンはおふざけ一切なしでした
ライブ前にもユリタスと「なんでホルモンがハタハタ?」って話していたし
今のホルモンには小さめのステージには、エリアを越えて人が集まっていたとか
「トイレ待ちの人たちもノってくれてありがとう!」
みたいなこと言ってたしw


「開催されて嬉しかった」
復興支援ライブとはまた違って、このフェスに向き合った言葉だった
最初っからナヲさんは目が血走ってて、ダイちゃんもあの細い目の奥でそうだったと思う

そしてあの言葉
「私たちはこれまで明日死んでもいい、そんな今日を!と言ってきました」
「でもこれからは、明日も生きたい!そんな今日を生きたい!」
どんなに希望が持てなくて、それでも終りにできず明日を迎えてしまうなら、
明日を生きることを希望に変えていこう
そうなれたらいいな

そしてダイスケはんの言葉も
「3月11日ももちろん我々日本人にとって忘れられない日になった」
「でも、この8月28日も忘れられない日にしようぜ」
「俺たち人間にはこの強い体がある。それでぶつかってこい!」
鬱の最後のダイスケはんの畳み掛け、
いつも感化されずに聴こうとしてたけどこの時だけはダメだった
忘れかけてたんだね、私はいつもここで「生きてる」と思えてたこと
そして何度も「生きてて良かった」と思ってきたこと

久々どころの『恐喝』『猿員』ではめぐる思いも多々
ただでさえ音の中だけにもパフォーマンスが含まれていて、
ライブにこめられた魂は尋常じゃない
そんな彼らに出会ってよかった!

恋のおまじないも久々に説明見られて、ここでやっと少しだけギャグ有
「コッテリ!」って思い切り反ったら、前日と打って変わって綺麗な青空が見えた
私もいつか本気で前に飛び出して「ヤッター!」って言えるかな

数日前の私に「生きろ」的メッセージは本当に「死ね」より酷だった
この時だってそうそう気持ちは変わってなかったはずだ
でも私はまたホルモンに命をもらったんだ
思い切り暴れて、我慢しても涙が止まらない、それは命の証!
正直曲忘れててノリ方わかんなくなる時もあったけどw



これで年内ホルモンは最後だけど、
何があろうと自分がどうなろうと『この場』に来ているんだな、と思う開催2ヵ月後