ARABAKI ROCK FESTIVAL2011-MTH | 元祖恋愛万博

ARABAKI ROCK FESTIVAL2011-MTH

恋のメガラバ
シミ
鬱くしき人々のうた
恐喝
川北猿員
MTH



セットリストはフェス仕様か震災後仕様かいろいろ予想してたけど、混ぜてきたね
でも今見返すとすごく直情ナンバーたちだな

「私たちは初心に帰ります」と、何のことかわからなかったけど、
「何年前か忘れたけど、ホルモンが初めてアラバキに出してもらったのはこのハタハタステージです」

「みんなで、踊ろうかー!」
が、メガラバ入りのお決まりナヲセリフなんだけど、今日は「東北みんなで」
私の腹の底から歓喜が溢れたとさ

そう、今日のホルモンはおふざけ一切なしでした
ライブ前にもユリタスと「なんでホルモンがハタハタ?」って話していたし
今のホルモンには小さめのステージには、エリアを越えて人が集まっていたとか
「トイレ待ちの人たちもノってくれてありがとう!」
みたいなこと言ってたしw


「開催されて嬉しかった」
復興支援ライブとはまた違って、このフェスに向き合った言葉だった
最初っからナヲさんは目が血走ってて、ダイちゃんもあの細い目の奥でそうだったと思う

そしてあの言葉
「私たちはこれまで明日死んでもいい、そんな今日を!と言ってきました」
「でもこれからは、明日も生きたい!そんな今日を生きたい!」
どんなに希望が持てなくて、それでも終りにできず明日を迎えてしまうなら、
明日を生きることを希望に変えていこう
そうなれたらいいな

そしてダイスケはんの言葉も
「3月11日ももちろん我々日本人にとって忘れられない日になった」
「でも、この8月28日も忘れられない日にしようぜ」
「俺たち人間にはこの強い体がある。それでぶつかってこい!」
鬱の最後のダイスケはんの畳み掛け、
いつも感化されずに聴こうとしてたけどこの時だけはダメだった
忘れかけてたんだね、私はいつもここで「生きてる」と思えてたこと
そして何度も「生きてて良かった」と思ってきたこと

久々どころの『恐喝』『猿員』ではめぐる思いも多々
ただでさえ音の中だけにもパフォーマンスが含まれていて、
ライブにこめられた魂は尋常じゃない
そんな彼らに出会ってよかった!

恋のおまじないも久々に説明見られて、ここでやっと少しだけギャグ有
「コッテリ!」って思い切り反ったら、前日と打って変わって綺麗な青空が見えた
私もいつか本気で前に飛び出して「ヤッター!」って言えるかな

数日前の私に「生きろ」的メッセージは本当に「死ね」より酷だった
この時だってそうそう気持ちは変わってなかったはずだ
でも私はまたホルモンに命をもらったんだ
思い切り暴れて、我慢しても涙が止まらない、それは命の証!
正直曲忘れててノリ方わかんなくなる時もあったけどw



これで年内ホルモンは最後だけど、
何があろうと自分がどうなろうと『この場』に来ているんだな、と思う開催2ヵ月後