そろそろカテゴリに沿ったことを書こう | 元祖恋愛万博

そろそろカテゴリに沿ったことを書こう

と思うけど、どうしても書けない。なぜなら好きなくせに知らないから。情報が足りない、あたしの食いつきが足りないなど要因は解ってる。困ってる。そのくせ好きだ好きだ言いたがるのはかなりの矛盾だ。

愛しすぎたのよ。でもあたしの愛であなたも自分も壊れてしまう気がするの。

まあそんなところでしょうか。あたしのマンガやアニメへの思い。

愛に目覚めたのは小5か6。初めてアニメディアを買ったんだ。そのときの表紙は「ゴウザウラー」だった。それがきっかけでちょくちょく見てたりした。読み続けていくといろんなことを知った。地元・仙台じゃ放送すらされていない面白そうなアニメがいくつもあること、OVAというものがあること、そして自分と同じくらいアニメの虜になっている人間達がたくさんいること。それは衝撃的だった。

読者コーナーも今まで読んでいたマンガ雑誌とは比べ物にならない刺激があった。「どうしてこんなにうまいのにこの人たちはプロじゃないんだろう」と思わずにはいられないような投稿作品に、毎月胸を躍らせていた。気に入った美麗作品はカラー・モノ問わず切り抜いていたりした。 当時はあたしの溺愛するDBスラムダンク、(アンチだった)幽遊白書などを主流に、パプワくん、ああっ女神さま、サンライズのロボットものがベースだったと思う。でもとにかく何でも興味を示してた。

そしてアニメイト通いが始まる。友人と金をためては一時の欲求を満たしに買い物に出た。初めてカレンダーを予約して買ったときの興奮と喜びを今でも忘れない。作品はもちろんDBである。

そして段々とアニメ作品より絵描きが楽しくなってきた。その読者コーナーによる触発もあり、あたしの興味は「同人」へ。ジャンルはマンガよりゲーム。今思えば当時はFFやDQなどの大フィーバー、そして「次世代ゲーム機」ラッシュだった。PS2あたりが今のゲームの中枢と思えば、その手の業界の発展はあたし個人の歴史からでさえ手にとるように解る。 話がずれた。当時(小6~中学校)友人らと描いていたのは、DQ4・5、スト2、FF5、KOFなどだった。ゲームの中でのキャラクターの役割は「カーソル」的なものだとばかり思っていたあたしは、自分の手でそれらをいじるのは楽しかった。もちろんDBやスラムダンクもちょくちょく描いていたが、ゲーム画はまったく違う刺激があった。そのドラッグにかかったかのように毎月ゲーム雑誌を買い込み、部屋が埋まるほどにもなった。

そして運命の出会い。「ファンロード」。いまだかつてこれほど血が踊るような興奮を覚えた雑誌はない。アニメディアとの出会いとは違う。自分の内面に広がりつつある世界に強く共鳴する感動だった。ファンロードとはすべてのページがアニメディアの読者コーナーのような濃い雑誌で、素敵なイラストにあたしは目も心も奪われていた。アニメディアと出会ったときもそうなのだが、まったく知らない作品でも誌面に紹介されていたりすると気になって仕方なくなってしまう。そうやってこの時期は自分の世界を目一杯広げていた。

同年代の女の子はおしゃれやアイドルに小遣いを使っていただろう頃、あたしの小遣いの行き先は決まって書店と画材屋だった。その興奮、まさにプライスレスである。

ここまでの話でおおよそ高校入学前後だと思う。いつしか絵の下手さと時代の流れ(今のゲーム業界とか)に嫌気がさし、途端にアニメも絵描きも嫌いになった。この時はまだ気づいていないが、あたしはいつもそうだ。好きになりすぎるとある日突然大嫌いになる。それについて多くは論じないが、とりあえず今は無類のアニメ好きである。画もたまに描いている。たまにその実力のなさに落ち込み荒れる日もあるが、やっぱり好きなことだけは変わらないのだ。簡単に言うならきっと今は原点回帰してる。そう思いたい。

◆お世話になった雑誌紹介◆

※色つきは溺愛。最近のも含め。
なかよし…きんぎょ注意報!が読みたくて買った初めての雑誌小3~5くらいまでかな?
ちゃお…たまに。ぴょんぴょんと統合される前後だった。
アニメディア…今年、10年振りくらいに買いました。
花とゆめ…少女マンガが苦手だったのだけどこれはたくさん読んだ。小高~中学。ぼく地球、山田南平にはまってた。
少コミ…ほんと一時。花ゆめと同じ発売日で、ふろくがついていたような。
週ジャン…JC派だったのでそんな買いはしなかったけど、続きが気になる時なんか。
月ジャン…エンジェル伝説に出会った。最高。
ファンロード…これも10年振りくらいに買った。
ガンガン…本当に面白い作品ばっかりだったと思います。グルグル、ハーメルン、ロト紋、パッパラ隊など!
ヤンマガ…これも単行本でお気に入りがたくさんある。BECK読んだことねー!
ヤンジャン…たまに立ち読み。
電撃PS…装丁が中綴じじゃないところがすきでした。今でもあるよね!?
週刊ファミ通…ゲームよりいつしか「白黒ページ」にハマってた。解る人には解る。
月刊ファミ通…どんなだったかなあ…アスキーは読みやすかった気が。
Theプレイステーション…中綴じでしたが(笑)内容がたくさんあったので新作予習。
電撃???(けっこうすぐ廃刊になったマンガ誌)…なんだっけ…。「裏ワザえもん」というすごいグロいマンガがかなりおもしろかった。
Gファンタジー…ガンガンの別冊。いまやスクエニ。
Vジャンプ…絵の綺麗さとDQ情報ほしさに結構買い続けていたなあ。
あすか…CLAMPが人気だったのでなんとなく読んでた。
IKKI…今っぽいねえ。
ヤングアニマル…エアマスター命だけど絶対近いうちに「藍より青し」を読破したい。

忘れているものや廃刊になったものなどもきっとあるのに思い出せなくて残念。